猫の事故

我が家の我儘ソックスの娘、mimiが事故にあいました。ガレージに入り込み、出庫する車にひかれて後ろ脚を引きずって出てきました。_| ̄|○息苦しい様で、口呼吸の下手な猫にしては珍しくハァハァしながら舌がでてます。考えられる事は
骨盤骨折、下肢の骨折( 腓骨骨折含む)内臓の損傷、膀胱の破裂など、でも今日は木曜日主治医のアイリスさんは休み(T_T)
前に重症の子を転院させた。大阪中町のネオペッツRVセンターに電話。幸いなことに今日の手術後ならばなんとか…。と返事があり。8時過ぎに自宅を出発。
一時間で到着したがmimiがよく頑張ってくれて、この段階でよろめきながらも四肢を踏ん張って立ち上がった!
酷い骨折と内臓破裂は疑いからはずしてもよいかな?果たして診察は?
 レントゲン撮影して診察を受けると骨折と内臓破裂は無いが、大きな心配の片方
横隔膜ヘルニアに(T_T)…。心臓の有る側に脾臓肝臓が飛び出して肺が圧迫されている。治す手段は手術のみ、嗚呼_| ̄|○
何たるや!身体の小ささや、全身状態は心配無いと説明されて無くなくあずけて帰りました。後ろ髪を惹かれるとはまさしくこの事…>_<…重い気持ちを引きずって、帰りの高速に乗りました。どうなるでしょうか…

大した事では…。

ネコが掛かる疾病のうち病気じゃあ無いけど、骨折ってどの位の割合で起こるんだろう。我が家でも三頭の骨折猫の世話をしたが三頭の共通点は比較的大柄で(体重4キロ前後)若く2歳未満、ここが肝心と思うのは、温厚で警戒心に欠ける
足にネチネチと絡まる程の甘えっぷりだと云うことが共通点である。
一方、横隔膜損傷で内臓ヘルニア(内臓が腹腔から胸腔まで飛び出し、肺や心臓を圧迫)になる猫は、大柄で若いは骨折と同じなのだが、気性が自立心に富みかつ好戦的、つーか、動物的には強いカテゴリーに居るキャラクターの持ち主の気がする。どちらも一般的な獣医が1人でやってるクリニックでは手に負えなくて、
2次医療の出来る病院で無ければ手術は行えない。当然、私の住む近畿圏でも十指に余るほどは無く、高速に乗って連れて行くことになる。当然、医療費は高く、一度の手術と入院でブランドバッグ一つはかえる?そう沢山買ったことないので想像の域を出ないが…しかし、命はブランドと比べるべくも無い。我が家の近くも度々、あちらこちらとお世話になる事になるのだが幸いな事に若く真摯な姿勢の獣医にいつも、敬服している。動物の医療保険も普及しだして良い事ではあると思うがまだまだうちの様にミックスしか飼わない家庭には縁が無い。犬種や猫は品種によって保険料が違うからか?

遠い国のネコ

イタリア、ミラノのスフォルツァ
城の堀であったところに沢山の猫が居ました。自由猫と思われます。猫の為の募金箱が、お城の外階段にそっと置いて有りました。
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後から教えていただきました。イタリアでは、三頭以上が暮らす猫のコロニーは法律でその居住を保証されると決まっている。との事で、虐待などは論外、無闇に捕獲する事も禁じられて居るとの事で、ボランティアさんが給餌し避妊手術若しくは去勢も勝手には行えない。獣医の判断を仰ぎ、健康状態を考慮して…との事でした。ここの様に美術館や古い遺跡などではネズミの被害から美術品や遺跡を守る為に大切にされているそうです。
  ペストの悪夢を体験したヨーロッパでは
他の地域より猫に理解も愛情も深い様にかんじました。
   唯、与えられている餌は、その人自身の考え方や経済力にも関係すると思いますがスパゲティのミートソース(ボロネーゼデスよね)とか私の理解ではニンニクや玉ねぎがタップリ入った物は与えない。と云う常識を植え付けられてる頭では理解不能と思われる物をワシワシ食べているのを見ると、その土地に則した食料事情に適合した個体のみが生き残り進化と云う程大仰でなくても変化があるのかなぁと興味深い体験でした。

看板猫です。

f:id:Mikke:20140510105739j:plain香港の上環ションワンには乾物屋さんがたーくさんあって干した魚やら

フカヒレ、干し貝柱、干しエビ、など軒を連ねて僕たちにはたまらない匂いがプンプンなんだぁ〜。

この子はその一軒の看板猫ちゃん

かわいい赤い首輪の女の子。f:id:Mikke:20140510105540j:plain