遠い国のネコ

イタリア、ミラノのスフォルツァ
城の堀であったところに沢山の猫が居ました。自由猫と思われます。猫の為の募金箱が、お城の外階段にそっと置いて有りました。
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後から教えていただきました。イタリアでは、三頭以上が暮らす猫のコロニーは法律でその居住を保証されると決まっている。との事で、虐待などは論外、無闇に捕獲する事も禁じられて居るとの事で、ボランティアさんが給餌し避妊手術若しくは去勢も勝手には行えない。獣医の判断を仰ぎ、健康状態を考慮して…との事でした。ここの様に美術館や古い遺跡などではネズミの被害から美術品や遺跡を守る為に大切にされているそうです。
  ペストの悪夢を体験したヨーロッパでは
他の地域より猫に理解も愛情も深い様にかんじました。
   唯、与えられている餌は、その人自身の考え方や経済力にも関係すると思いますがスパゲティのミートソース(ボロネーゼデスよね)とか私の理解ではニンニクや玉ねぎがタップリ入った物は与えない。と云う常識を植え付けられてる頭では理解不能と思われる物をワシワシ食べているのを見ると、その土地に則した食料事情に適合した個体のみが生き残り進化と云う程大仰でなくても変化があるのかなぁと興味深い体験でした。